スマフォ最適化の必要性

<ついにスマホ契約数がガラケーを抜く>

スマフォ推移

MM総研の発表では、2014年12月末のスマートフォンの契約数は6,544万件(構成比52.3%)、フィーチャーフォン契約数は5,967万件(構成比47.7%)となり、携帯電話端末全体の契約数は1億2,511万件で人口普及率98.5%に達したと分析しています。
また、ユーザーのモバイル機器所有状況を調べたところ、スマートフォンの所有率が58.3%と最も高く、つぎに「ノートPC/ネットブック」(56.6%)となり、スマートフォンの所有率がノートPCを超える結果となりました。

【参考】第14回モバイル機器に関する調査|NTTコム

http://research.nttcoms.com/database/data/001955/

<スマホ対応が検索順位に影響>

アナリストインテリジェンス - Google 検索

2015年2月27日、Googleが発表した“スマホ対応”のニュースがWEB制作関係者を中心に衝撃を走らせています。
Googleは、スマホ対応しているかどうかをモバイル検索のランキング要因として使用することを発表しました。4月21日からの導入を予定しているとのことです。
スマホを利用してインターネットにアクセスする際に、ユーザーが最適なコンテンツを見つけだすことに役立つ仕組みとしています。
スマホ契約数がますます増加するなか、スマホサイトのユーザビリティの向上は重要な課題となっています。

<スマホユーザーに見つけてもらえるサイトへ>

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それでは、どのようなサイトがスマホ対応となるのでしょうか。その判断基準について、Googleは以下の点を挙げています。
・携帯端末では一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと
・ズームしなくても判読できるテキストを使用していること
・ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること
・目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること
これらの条件を満たすことで、検索結果に“スマホ対応”というラベルが適用されるとのことです。
GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏がGoogle+で開催したオフィスアワーによると、今回のアルゴリズムの変更は「モバイル検索だけに影響する」としています。これからは、PCからの検索とスマホからの検索では、検索結果が大きく異なることが予測されますね。

【参考】「スマホ対応」アルゴリズム更新の疑問にGoogle社員が答えた|海外SEO情報ブログ

https://www.suzukikenichi.com/blog/john-mueller-answers-questions-about-mobile-friendly-algorithm/

<まとめ>

今後もスマホからのインターネットへのアクセスは増えていくでしょう。そのような環境において、ユーザーにとって利用しやすい環境を提供することは重要なことです。
 今回のGoogleの発表は、常にユーザビリティを考えていればごく普通のことであり、ユーザー視線で考える大切さを改めて教えてくれたように感じます。
 WEBサイトの制作やリニューアルをする場合には、今後ますます“ユーザーに満足してもらえるサイト”作りということを常に考えていく必要がありますね。

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